2010年6月28日月曜日

脱藩まで2日(旅の準備)

いよいよ大詰めが近づいた。旅立ちの準備をしていこう。実務的にクールに卒業していくのが理想だ、と言いつつも感慨深いものはある。

概念としての旅の準備でもっとも大切なことは退職の事務処理と今後の生活設計だ。退職の事務処理に関しては懇切丁寧に説明していただき、迅速に済ませた。生活設計はしばらく無収入になるので支出を抑えていくしかない。ハローワークにも行かねば。

妻とはおかげさまで仲良くやっている、と勝手に思っている。
この1ヶ月は家にいる時間が長かった。左肩が動かないこともあるが、アウトドアよりもインドアライフの方が圧倒的に多かった。ほとんどPCの前に張り付いてデスクワークをしている。会社にいるときよりも長くデスクワークをしている気がする。家にいると当然、妻の友達が訪ねてくる。妻の方が友達が多いというのは冷厳な事実だ。
なので、なるべく邪魔をしないように部屋にこもるようにしている。コーヒーは自分で淹れられるようになったし。

家事手伝いはデスクワークが忙しくてさぼっている。今のところ妻も見て見ぬふりをしてくれているようだ。調理師学校に行くまでは見逃してくれるのか。そんな甘いことはないだろうな。

脱藩日に備えて会社からもらったチェック・シートを再点検する。どうやら忘れていることはないようだ。ただ、送別会は結局7月に回してもらったものが大阪で5回、東京で1回残っている。
7月になっても僕はどこにも行かない。精神的には相当変化すると思う。が、物理的にはしばらく箕面の家周辺から動かない。家周辺の中には坂出と小豆島も含まれるが。送別会が7月になっても問題はない。

退職記念に旅に出ます、放浪の旅に出ます。というのも魅力的なオプションだ。いつかはそういう旅にリアルに出てみたい。でも僕にはまだ早い気がする。

58年も生きてきたら、けっこう旅には行った。仕事とプライベートの両方で。CMの海外ロケも多かった。いずれも印象的で激しいロケだった。家族で海外にもよく行っていた時期がある。それらの旅を文脈化するのもコンテキスターのミッションなのだが、すこし時間が掛かるだろう。

まずは長男と二人でスコットランドに行ったときの記録を、この後にエントリーしておきます。まちがいなく自分史上、最高の旅だったので。

ちなみに田中文脈研究所のタイトル写真はスコットランドのアイラ島です。大西洋を見つめる僕を長男が切り取ってくれた。

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