2010年6月25日金曜日

脱藩まで5日(最後のプレゼン)

プレゼンテーションの準備ができた。
「IN MY LIFE」という卒業映像は完成した。ミッション・シートの出力も終わった。会社人として最後のプレゼンテーションは今夜だ。

僕の人生に対してはいろいろな見方があるだろう。

自身の感想はなんだかセンチメンタルなやつだった、ということだ。
おセンチということは仕事をやるうえでアドバンテージではない。

クールに判断しないとやっていけないシーンの積み重ねが会社というものの本質なのだから。

ただ今さらそんなことを言っても意味はない。あと5日で会社人生は失われるのだから。

編集は完成した。ただこれはあくまでも仮編集だ。
今晩、送別会に来てくれるのはいっしょにやってきた仲間たちだ。
彼らは僕のクライアントだった、とも言える。
彼らがオリエンテーションをしてくれたから僕はここまで来られたのだ。
そのクライアントに僕の仮編集を見せよう。

ディテールに関してはいろいろ問題はある。
でも全体的にはこのクライアント試写でOKをもらわないと、僕は次のステップに踏みだせない。

仮編集をやり直せ、と言われても無理だ。また58年かけて人生を編集すると僕は116歳になる。2068年だ。気が遠くなる。

仮編集はなにがなんでもOKをもらう。
OKをもらったうえでクライアントのご意見を集約する。

そして僕は本編集を始める。

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