2010年6月29日火曜日

脱藩まで1日(縁脈)

ここのところ「縁脈」という言葉を多用している。文字どおり人と人との縁、繋がりという意味だ。類似辞典を引けば人脈という言葉がヒットするだろう。ただし「縁脈」は今のところ辞典には登録されていないようだ。

「縁脈」でググってみると「協創LLP」が、この言葉のオリジナルだと分かる。以下は協創サイトからの引用だ。

以前から『ご縁』だとか『人脈』だとか『人財』だとかいう言葉が世間でつかわれているとおもいます。これらの言葉を聴いていて思いました。だったら一緒にしてみたらどうだろうか、つまり『縁脈』なる発想。

縁脈というのはいい言葉だと思う。説明をしなくても直感的に意味を分かってもらえる。この言葉を生み出した「協創LLP」は面白い集団だ。僕は現時点で協創メンバーには会ったことがない。でも原田基風をつうじて、その存在を知った。そしてツイッターで縁脈が繋がっている。

LLPというのはLimited Liability Partnership の略だ。「有限責任事業組合」だ。法律的にすぐれた組織であると同時に、この国の閉塞状況を突破する可能性を秘めている新しい共同事業体だ。そして「協創」は同業種で形成されることの多いLLPの中にあって、異業種が有機的に繋がった集団である。弁護士や行政書士をはじめとする様々な職能が集まったソーシャル・キャピタルだ。

そして「協創LLP」はかなり過激なLLPだ。思い立ったことはすぐに実行に移す推進力を持っている。そのあたりのことはミクシィのコミュニティ・レポートを読むと激しく伝わってくる。身体を張っている。

協創LLPに対して僕がどう関わっていくのかはまだ未知数である。ただ縁脈という言葉を教えていただいた先達たちに何らかのお返しはしたいと考えている。できれば、協創メンバーの皆様と「知恵と知恵の物々交換」ができたら楽しいだろうな、と考えている。

楽しいことは正しいことなのだ。これも協創LLPからいただいた言葉だ。

僕は縁脈を求めて孤立を恐れない。

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