2010年5月18日火曜日

脱藩まで43日(加速する)

D社を脱藩したら、ますます身体を動かしたいと思う。僕は28歳から釣りを始めた。49歳からゴルフを始めた。そのあたりのことは、別のエントリーで書こう。

ボブのブログは身体を動かしつづけている日記だった。もちろん其風という俳号でも分かるように俳句ブログでもあるのだが、僕にとっては同い年の人間が、どうしてこれだけ身体を動かせるのか、と言う方が興味深かった。ボブさん、ごめんなさい。

身体を動かすのが目的ではなく、彼の動きにはあるベクトルがあった。どうやら「半農半X」というキーワードにしたがって動いているらしい。半農=小さな農業をベースにしてX=自分の天職を実現していくという考え方のようだ。綾部に行って、田植え、草取り、米の収穫をやっているらしい。しかも自転車を駆って。

原田さんってボランティアをやっているんですよね。と、ついさきほど昼飯をいっしょに食べた後輩も言っていた。誤解を恐れずにいうと、ある種の余裕をもって、まあ適当に奉仕活動をする、というのがボランティアだと僕は思っていた。これは、なにかちがう。

奉仕活動というよりも、職業訓練というほうが近い感じがする。 しかもものすごく楽しそうだ。身体を精いっぱい使って、アウトドアしながらミッションを探している。

僕もアウトドアで身体を使いたい、これはうらやましい。

ずっとブログを読んでいると、ある段階から、彼は自分のことをミッション・サポーターだと言い始めた。

その頃、僕の脱藩計画も具体的にしなければならない時期に来ていた。会社に対しては何の義務もないのだが、自分の気持ちを整理するためと家族に伝えるためにミッション・シートを書いてみた。書いてみた以上は、客観的に判断してほしい。

僕は、ミッション・サポーターであるボブに連絡を取った。
彼の「ボランティア活動」に関する自分の見解を披露したうえで、ミッション・シートを見せた。

ボブは、僕の背中を押してくれた。僕の脱藩計画にはドライブがかかった。

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